第2回リモート杉並旧裏杯参加レポーデッキ選択「キングドラ+パラセクト」 (頓挫していったデッキ)
こんにちは燧の宮です。
11月21日に708さん主催の、リモート杉並旧裏杯に参加しました。今日はそのデッキ選択をして頓挫していた過程を記します。
デッキ選択
今回参加するに当たって特に注目していたデッキがあります。
それは前回の杉並旧裏杯で優勝した、えぼそさんの逆流オーダイル+カメックス+パソコン大暴走構築です。
オーキド博士を使わないので、殿堂の関係上1枚しか入っていないオーダイル、カメックス、ポケモン逆指名(クズマに似たカード)を手札に抱えたまま、トラッシュ交換で使い回すことができる構築をしています。
一度盤面が完成すると、3ターンで50ダメージを出す旧裏環境で、1ターンで120ダメージを連射してくる鬼火力が待っています。
まずは最優先でこれを対策しないとだめと判断しました。
デッキ選択1 草で攻める
そこでまずは弱点突き。オーダイルは草弱点のため、わるいマタドガス、メガニウム+フシギバナ(メガバナ)などの草タイプで攻めることを考えました。
しかし両デッキには杉並殿堂2020環境という問題が立ちはだかりました。
わるいマタドガスの問題点
2ターン目から50~70、最大120ダメージの超速攻高火力で殴っていけるわるいマタドガス。
わるいマタドガスの問題点は、メインのわるいマタドガスおよび必須パーツの鋼エネルギーに殿堂が掛かっていることになります。
わるいマタドガスは体力がないうえ(HP60)反動ダメージがあるため、突風、ポケモン逆指名などの、現在でいうボスの指令みたいなカードで、相手のベンチに控えている主力を優先的に叩かないと盤面が持ちません。
4投必須なパーツ杉並2020殿堂8ポイントのほとんどを使用する以上、殿堂がかかっているベンチ呼び出しカードの積める枚数が限られており、オーダイル以外のデッキに戦えるスペックが落ちていると判断しました。
メガニウム+フシギバナ(メガバナ)の問題点
メガニウムの特殊能力おいしげるで主力技を2エネルギーで打てるようにして、フシギバナの特殊能力エナジートランスとポケモンセンターで超耐久を実現するデッキ。
このデッキの問題点は流行のデッキにありました。
前回の杉並杯では、ウィンディ+マルマイン+ポケモン逆指名のデッキが4人もいました。
just1080pokemoncard.blog.fc2.com
このデッキはマルマインのエネエネを使用し、最速2ターン目からウィンディの突進80ダメージを連射します。ベンチで主力を育てようなら、4投の逆指名で引き吊りだし、反撃の機会を与えません。
メガバナは炎弱点のためあっという間に盤面が壊滅します。
じゃあバリヤードで弱点を消すというのはどうだろう?という意見があります。
これは杉並殿堂2020で無制限となっているププリンが立ちはだかります。
相手のベンチの特殊能力を封じるので、せっかく消した弱点が復活してしまいます。
杉並殿堂ではどのデッキにも「とりあえず1枚」みたいな使われ方をしているので、これも厳しいと判断しました。
デッキ選択3 パラセクトを使う
草ポケモンを使用することがとん挫したとき、オーダイルとウィンディ(正確にはエネエネマルマイン)両方に刺さるカードを発見しました。それはパラセクトです。
特殊能力アレルギーほうしは、トラッシュにあるカードのうちワザと特殊能力の効果を受けないという能力です。
具体的に、オーダイルの「ぎゃくりゅう」、バクフーンの「ファイヤーリチャージ」、
マルマインの「エネエネ」、エンテイの「おたけび」などを封じることができます。
上記の4キャラは、杉並殿堂でよく使われるカード群で、殿堂ランクが重いベトベトンの 代用となれるのではないかと考えました。
デッキ構築
そうと決まれば早速構築です。デッキはウィンディに対抗すためキングドラをメインに、グドラベトンならぬ、グドラパラセクトを組んでみました。
ポケモン 21枚
タッツー(ひれがえし) 4
シードラ(だくりゅう)3
パラス(ほうしをとばす) 3
パラセクト 2
サブアタッカー 4
エイパム 1
ブビィ 1 ★
エネルギー 9枚
サブアタッカー用エネルギー8
リサイクルエネルギー1 ★
トレーナー 30枚
オーキドはかせ 4
ウツギはかせ 4
マサキ 3
クルミ 4
ポケモン交換おじさん 4
夜の廃品回収 3
エネルギーリムーブ 3 ★★★★★★
ワープポイント 2
いいきずぐすり 3
デッキはB3さんのキングドラデッキを参考に構築
60ダメージまでなら、「いいきずぐすり」が「ポケモンセンター」の代用になり、殿堂ポイントを浮かすことができる、など驚きの内容でした。
ブビィは上記のメガバナ対策、モクモクで相手に4エネルギーを要求できます。
3枚入っているエネルギーリムーブは、鋼エネルギーおよびエネエネ対策。
キングドラは30ダメージしか出せないので、鋼エネルギーを張られるとかなり厳しくなります。
またエネエネはパラセクトで対策済と先程書きましたが、「まきちらせベトベトガス」でアレルギーほうしを1ターンだけ封じた後、エネエネされてしまう隙があります。
そこでその隙を少しでも軽くするため、エネルギーリムーブを3投しました。
このことはemptyさんが解説してくれています。
最後のサブアタッカーは、
B3さんと同じく闘タイプ20打点が出るキャラ(エビワラーが重いのでワンリキー)、
種ポケモンなのに60ダメージが出せてカメックスを見れる、みんなでスパークビリリダマ、
エネルギーリムーブ効果の技を持ち青天井火力が出るカツラのリザードンラインなどを調整で回していました。
グドラパラセクトの問題点
いきなりオチになりますが、このグドラパラセクトも頓挫することになります。
それは・・・わるいゴルバット・わるいクロバットに勝てないことが判明したからです。
りゅうのいでんしで、だくりゅうを使うため、ポケモン育て屋さんが入らず、
50HPばかりの、たねポケモンは駆られ放題、サブアタッカーにHP30のビリリダマを採用していたのもありました。
ベトベトンなら封じることができるのに・・・(だから殿堂★★★★★汗)
またパラスの技が弱すぎて、ベトベトでマヒをねらえるベトベターと性能にかなり差があると感じました。
時間切れ
ここまで考察したところで、第2回リモート杉並旧裏杯まで残り2日となっていました。
流石にこれ以上新デッキを考察する時間もなく、杉並杯には有名なアーキタイプを調整して出るしかないと判断しました。
パラセクトが杉並2020の環境に少し刺さっていると感じたこともあり、今回記事にさせていただきました。
このブログはここまで、
徒然なるままの長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。