晴れる屋2旧裏イベント参加_デッキについて(ホウオウ+くいしんぼカビゴン+ヨルノズク)
こんにちは燧の宮(ひうちのみや)です。
8月20日に秋葉原のカードショップ晴れる屋2さん(以下ハレツー)で、旧裏イベントが開催されたので、
使用したデッキ(ホウオウ+くいしんぼカビゴン+ヨルノズク)について記します。
8/29追記
今回のイベント後にハレツー殿堂の改定があり、「くいしんぼカビゴン」、「ヨルノズク」に制限1ポイントが付与されました。
このデッキは、2022/9現在のハレツーイベントは使用できないのでご注意!
はじめに
まずは今回デッキにつかったカードを紹介します。
使いたかったカードその1(くいしんぼカビゴン)
ハレツー旧裏ルールには、
強力なカードに殿堂ポイントという制限が課せられていて
最大8ポイント以内でデッキを組む必要があります。
ハレツー殿堂においては「無色2個エネルギー」の制限を一切無しにしている特徴があり、
これを最大限生かせる、「すごいへんしん・メタモン+ビリリダマ」の速攻デッキを7月23日のイベントで燧の宮は使用しました。
とも感じていました。
くいしんぼカビゴンは「HP100」と「たべる+ころがる最大火力80」という、
旧裏の2進化ポケモンを超えかねないスペックをもつ「種ポケモン」です。
無色2個エネルギーとも相性が良く、ハレツー旧裏イベントに2回目があった場合、
使おうと考えていました。
使いたかったカードその2(ヨルノズク)
特殊能力みやぶるで、相手のトレーナーを山札に戻すカード。いわゆるハ○デス。
7月23日旧裏イベントのあと、公開されたハレツー動画の中で、
「不快さ」を理由に殿堂ポイント上昇候補に挙げられていたカードです。
【ポケカ旧裏ラジオ】強すぎて許せない!ハレツー旧裏使用制限カード解説! - YouTube
もし3回目の旧裏イベント開催されるときには、制限が掛かっている可能性があり、
急遽使用することにしました。
メインアタッカー(ホウオウ)
7月のハレツーイベント前後で、旧裏プレイヤーemptyさんと話す機会があり、
emptyさんと燧の宮の考えとして「ハレツー殿堂で、くいしんぼカビゴンは強すぎる」で一致していました。(7月はすごい変身メタモンを使用)
そんな中ハレツー動画で、ヨルノズクに殿堂黄信号が点っていることを知り(ちなみに、すごい変身メタモンも殿堂黄信号点灯中)、
ただしカビゴンは、マーカーをためる際にターン数を消費する関係で、全抜きが厳しいため、
後もう1体メインポケモンがほしいと感じていました。
そこで、emptyさんと、ヨルノズク使いの第一人者、
ユミルテミルさんのブログを読みました。
ブログ記事には、なるべく種ポケモンを1パンできる、
3エネ50ダメージあるのが望ましい。と書いています。
カビゴンで使用する無色2個エネルギーと相性のいい、3エネ50アタッカーって誰がいたっけと思い出していたとき、
emptyさん「ホウオウがいますね!」
燧の宮「確かに!」
ホウオウの技「レインボーバーン」は無色2個エネルギー+2種類色エネルギーで50ダメージ。
各種エネ1枚づつ付けば最大90ダメージ。
HPが90あるためビリリダマに背を向けず、カビゴンと相性のいい回復カードにもマッチしている。
というわけで、メインアタッカーはホウオウに決まりました。
デッキ構築
くいしんぼカビゴン+ヨルノズク+ホウオウを使うと決まった瞬間、
すぐにデッキがイメージ出来ました。
実際出来たデッキは、リサイクルが入らなかったこと、ベイビィポケモン・ケアで何枚か入れ替えたのを除けば、ほとんど初期イメージと変わりませんでした。
ポケモン 14枚
くいしんぼカビゴン 4
ホーホー(さいみんじゅつ) 3
ヨルノズク 3
ホウオウ (レインボーバーン) 2 ★★
メタモン(へんしん) 1
ムチュール(なげキッス) 1
エネルギー 13枚
無色2個エネルギー 4
草 2
炎 2
雷 2
水 1
超 1
闘 1
トレーナー 33枚
オーキドはかせ 4
ウツギはかせ 4
クルミ 4
ポケモンギア 2
礼儀作法 3
ポケモン交換おじさん 3
おうごんのみ 4 ★★★★
夜の廃品回収 2
突風 1 ★★
ワープポイント 2
ポケモンいれかえ 1
ふうせんのみ 1
エネルギースタジアム 2
入れたカードについて
くいしんぼカビゴン 4
序盤のアタッカー。たべるを2回打ち、マーカーを2つ乗せれば、
ころがるの打点が、1パンラインの80になります。
ポケモンいれかえなどでベンチに下がってもマーカーはずっと残るので
相手はくいしんぼカビゴンを放置できない状況になります。
ホーホー3 ヨルノズク3
くいしんぼカビゴンを初手が理想のため、ホーホーは3枚。
眠り技が使え、ヨルノズクに進化したら逃げ0になるので、
初手ホーホーでも問題はありません。
序盤に立てればそれだけ活躍できますが、
ヨルノズクが本当に貢献するのは中盤以降、
ホウオウを1パン条件に追い込むカード(プラスパワー)、確定数をずらすカード(ディフェンダー・エネルギーリムーブ)、ホウオウに先制パンチを喰らわすカード(突風・逆指名)を戻していきます。
上記カードがない場合は、はかせなどのドローカードを戻し、
上記カードを引けないようにします。
ホウオウ 2 ★★
このデッキでは最大90ダメージまで出る種ポケモンカード。
くいしんぼカビゴンの攻撃はテンポが遅いため、サイドレースは相手にリードされている展開が多いです。
サイド差を何枚逆転しなければならないか計算しながら、エネルギーを張っていきます。
逃げるエネルギー2と軽いので、ダメージ上昇しない無色2個エネルギーを使用して逃げるのも◎
無色2個エネルギーがつかえるなら、化石メタモンは入れ得。
イベント3戦の内、2戦使わず、1戦はわるいクロバットの餌になってしまいました。が、イベントにわるいマタドガスデッキが居たので、もし当たっていたら大活躍してくれたと思います。
後にも書きますが、このデッキは重い技しかなく、「ベイビィの処理が非常に大変です」
一応ホーホーとカビゴンが20ダメージ出せるので、ムチュールであらかじめ10ダメージ与えることによって、HP30のベイビィを少しでも倒しやすくするねらいがあります。
エネルギー配分
無色2個は安定の4枚
炎と雷が2枚なのは、メタモンが、カツラのガーディ、もえあがるホウオウ、じゅうでん・ピカチュウと対峙したときに、エネ加速出来るからです。(旧裏プレイヤー、人生あまくんさんより)
一方レアケースですが、ドライアップ・ファイヤー、ちょうねんりき・ミュウツーに利用されかねない水と超は1枚づつにしています。
ポケモンギア 2
種ポケモン+エネルギー+回復カード+はかせカードがあれば、このデッキは回ること。メインの技を使うには2エネルギー以上かかる(急いでカードを集める必要がない)ため、
マサキよりもはかせカードにアクセスしやすい、ポケモンギアを採用。
このカードについては、ういさんが解説してくれています。
Q.なぜポケギアが入るのか?A.マサキが強くないから(全レギュ対応) - uiblog
礼儀作法3 交換おじさん3
ポケモンサーチカード、要検討枠。
ヨルノズクをサーチする。
ベンチに出せば突風などで立ち往生になりそうな、逃げるの重い種ポケモンを、
オーキドはかせ使用前に山札避難させるため、交換おじさん3枚にしましたが、
理想枚数かと言われると、確証を持って答えられない配分です。
おうごんのみ 4 ★★★★
カビゴンとホウオウの延命カード。
序盤は相手にプラスパワーを消費させるため、カビゴンに1~2枚。
終盤はホウオウで全抜きするために使用します。
ホウオウで残りサイドを取り切るには何枚温存しなければならないか、
常に計算が必要で、雑に張ることは出来ないカードです。
なお40回復の強さについては、
現行ポケカで世界プレイヤーのB3さんが解説してくれています。
【ポケモンカード旧裏】キングドラを使ったわけ|B3|note
夜の廃品回収 2
必要エネルギーは、カビゴン4枚 x3、ホウオウ2枚 x4の合計20枚。
無色2個エネルギーの枚数含めて、エネルギー数17なので、最低1枚必要。
ホウオウとくいしんぼカビゴンでアタッカー6枚揃っていること、
エネルギースタジアムもあるので、廃品回収1枚でも大丈夫だと思いますが、
オーキドはかせで、廃品回収自身を切る可能性があること、
立往生を防ぐため、くいしんぼカビゴンをわざとオーキドでトラッシュする展開もあるので、2枚にしました。
入れ替えカード ワープポイント2 ポケモン入れ替え1 ふうせんのみ 突風 ★★
相手の主力を前に残したまま、マーカーの乗ったカビゴンやホウオウを出したいので、
最初はポケモン入れ替え3投にしていましたが、
「あまりにもベイビィポケモンが重すぎる」ため、ちょっとでも誤魔化せるよう、ワープポイント2枚に、イベント開始15分前に入れ替えました。
「ふうせんのみ」は、ポケモン入れかえの下位交換だと思われるかもしれません。
ですがポケモンに貼ることができるので、オーキドはかせでトラッシュしなくて済む利点があります。
このデッキは中盤~終盤、立往生しかねないカビゴンがベンチにいることが多く、そのケアに使用します。
「突風」ムチュール、ワープポイントでも書きましたが、余っている殿堂ポイントはベイビィケアで突風を選択。
ベンチで育成されている、ホウオウを倒せるカードの呼び出しにも使用します。
これもイベント開始15分前に、パソコン通信と入れ替えたカードです。
エネルギースタジアム 2
エネルギーが足りないのと、「まだつぼみのとう」ケアで、2枚投入。
まだつぼみのとうケアを考えると、3枚入れた方が良さそうです。
動かし方
デッキの動かしかたを記します。
序盤
ムチュール ≧ くいしんぼカビゴン > ホーホー > メタモン > ホウオウ
のスタートが理想です。もしホウオウスタートなら、バトル場のホウオウは見捨てるケースが多くなりそうです。
サーチカードでホーホーホウオウを呼び出したら、くいしんぼカビゴン「たべる」でエンド。
2ターン目は、無色2個エネルギーを持っているなら、ホウオウエネルギーを、そうでなければカビゴンにエネルギー張り、「たべる」を使います。
これにより、相手は、80ダメージ出せるカビゴン、ハ○デスしてくるヨルノズク、
動き出したら止まらないホウオウの3種類の厄介カードを見ることになります。
くいしんぼカビゴンで攻撃しながら、
相手が3種の内どこを狙っているか推測しながら、手が回っていないカードを育成して行きます。
中盤
一応終盤に向けて、相手の突風、プラスパワーなどは、使用済みにさせておきたいので、エネルギー・おうごんのみ の無理のない範囲で「くいしんぼカビゴン」2体目は育成していきます。
これはえぼそさん、emptyさんが、相手にリソースの消費を強制させると、解説してくれています。
追記:リソースを削るに関して+このデッキのプレイングの元になったデッキとして、スイカさんの「バンバンバンギ」は絶対に外せないのでリンクを張ります。
【ポケモンカード旧裏】デッキ紹介『バンバンバンギ』 : Daydream Holic Night
【旧裏】ドンベトンのラッキーLO -デッキ解説 - カラッポメモ
終盤
くいしんぼカビゴン3枚+おうごんのみを、相手に倒させた頃には、
大抵相手のプラスパワーなどが残っていない。
またヨルノズクの圧力のおかげで、相手は手札に来たはかせカードを早めに使わないといけなくなるので、終盤のドローが鈍ります。
これにより
余程の高火力を効率よいエネルギーで出せるデッキでない限り、
HP90のホウオウを倒せるリソースはほぼほぼ残っていないです。
あとはホウオウ+おうごんのみ で押し切り、サイド差を逆転することが出来ます。
仮に残っていても、ヨルノズクのみやぶるが、成功する度に、
リソースを一旦消すことが出来ます。
こんな形で逆転勝利を目指してください!
さいごに
デッキについてのざっくりとした説明は以上になります。
レポについては後日掲載します。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!